自然歩道 Nature trail

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メテオラ

メテオラ観光の前日は近くのカランバカという町に泊まりました。家々のオレンジ色の瓦屋根が印象的なこの町からはメテオラの岩山が見えます。まるで別世界。夕方ホテルの部屋の窓を開けていると、遠くの教会から鐘の音が聞こえてきました。岩山に響いているのか、それはそれはとても美しい音色で、町全体が教会の中にあるかのようでした。
d0042157_2112214.jpgホテルのベランダから町の風景をカメラで撮っていると、ハロー!ハロー!と叫ぶ声が聞こえてきました。よく見ると、200mくらい先の(よくわからないけど)家のベランダから住人らしき人たちがこちらに手を振っているではありませんか。辺りを見回しても他に人の気配はなく、誰も返事をしていなかったから、勘違いでもいいか、と思い私も手を振ってハローッ!と叫んでみると、ちゃんと返してくれました。視力1.5以上のこの目で見たのだから、たぶん大丈夫…。それにしても、けっこう遠くなのに声が響いたのでした。


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翌日の朝は残念なことに雨がしとしとと降り、雷も聞こえていました。
これから向かうのはメテオラの岩山の頂上にあるメガロ・メテオロン修道院です。今はバスで行けますが、その建て構えといい、観光でも気が引き締まります。

修道院に入る時に女性はスラックスがダメなので上から布を巻くことになります。布は入り口にも用意してあります。私は家からナイロンの布を持参していたのでそれを。
雨と霧で周りは真っ白。時々光る雷と雷鳴にドキドキ。
教会でイコン(聖画)を見ていると、いろいろな時代の人々の祈りがここで時を重ねているんだなと思い神妙な気持ちになりました。



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ギリシア正教の修道院。現在も活動している修道院は5つです。こちらはヴァルラーム修道院d0042157_22524915.jpg
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by mochakey | 2010-10-25 21:16 | 旅行

北上

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デルフィからメテオラへ国道を北上していくと、途中にテッサリア平原の広大な農地が広がっているのが見られます。綿花の収穫の時期にあたり、めいっぱい積み込んだトラックをよく見かけました。
ギリシアはオリーブの生産が世界第3位で、綿は第8位なのだそうです。オリーブ畑はとても広くて、ギリシアに来てからよく見る景色になっていました。こういう綿畑も初めて見たかも。
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パンパンになった荷台


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道端に落ちた綿花たち。トラックの荷台からホロホロと落ちていくのを目撃。
でもそれでいいのダ。

コットン好きな私にとって、収穫中の綿畑ははとても嬉しい景色でした。
ちなみに、綿だけでなく天然繊維は好きでよく着ています。もちろん、着る場面によっては化学繊維が良いこともありますよね。最近は綿が特にお気に入りなのでつい話が膨らみました…。
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by mochakey | 2010-10-25 00:24 | 旅行

デルフィ遺跡

古代ギリシアで世界の中心の地とされていた所。”へその石”が発掘されている。
アポロンの神殿では神託が行われていた。神託への奉納も行われ、紀元前6世紀には最盛期を迎えた。プラトンの「ソクラテスの弁明」にアポロンの神託のことが記されている。

ということで、当時の世界は平坦で陸の周りには海とその果てに滝があったはずで、ここがその中心で、神託が行われた大切な場所なのだと思うと、歩くのも緊張したりして。道が大理石だったし。足がだんだん慣れてくると、景色や石の細かい細工を見るのが楽しくなってきて、天気も調度いい感じでとても心地がよかったです。
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アポロンの神殿
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劇場
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デルフィ博物館にあるアポロンの聖域の模型
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劇場からさらに登ると広い長方形の競技場(長さ178m幅23m、7千人収容されたという石段の客席もある)があります。他には、カスタリアの泉という、聖域に入る前に身を清めるための泉があって、遺構になっています(そこへは、入口がわからなかったので覗いてみただけ)。今はそのすく側に水の出ている小さな水場があります。
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by mochakey | 2010-10-23 23:47 | 旅行

デルフィの町で

パルナソス山の中腹にあるデルフィの町
町は小さいながらも、メインの通りにはお店やレストラン、ホテルなどが並んでいて、ゆっくり歩いて見てみると、楽しいものがいろいろありました。

おみやげ用の彫像とかわいい小物
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手のひらサイズの彫像はあちらこちらのおみやげ店に豊富にあって、迷ってしまうほどでした。
拡大すると、
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しかし、買おうと思ったけれど私のことだから粗末にしてしまいそうで、そんなことが頭をよぎって結局買わず…
…ウムム、買えばよかったナ。
フクロウのカワイイのがよくあって、ここではないのですが買いました。フクロウは神話ではギリシアの首都アテネの名の由来とされる女神アテナの聖なる動物なのだそう。

町の東の端
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道の蓋の文様
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この文様はアクセサリーはもちろん買い物袋にも。文様の意味を聞くと、日本語では表現できないけれど、とても幸福なことで身に着けていると良いですよ、とのこと。覚えのあるマークなのに、アクセサリーで見ているうちにこの文様が神聖なものに思えてきました。

デルフィの夕焼
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翌朝部屋の窓を開けていると、様々なカウベルの音が山に木霊しとても綺麗な響きになって聞こえてきました。近くを放牧しているはずなのに窓から姿は見えず、ただ、ゥメェェ~~という鳴き声が。羊なのかナ。
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by mochakey | 2010-10-20 00:52 | 旅行

オリンピア

ギリシアの遺跡を見学するときはいつも現地のガイドさんが分かり易く説明してくれました。ここで書く遺跡の説明は、ガイドブックやギリシア神話の本、ガイドさんの話などを参考にしています、とはいえ、分からない事が多すぎてかなり省略しています。
というわけでサラっと読んでいただければ…と思います^^;

オリンピア
ペロポネソス半島の西のオリンピアにある遺跡。紀元前2000年ごろからはゼウスを祭る神域として、紀元前776(と伝えられる)からはオリンピックの開催地として発展し、393年まで続いた。その後、大地震やアルフィオス川の氾濫によって埋没。1875年に発見された。

近代オリンピックの採火場
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古代のオリンピックはゼウスに捧げられた行事であったこと、火は神のものとされていたこともあって、競技の期間中は聖火が灯されていたらしい。近代オリンピックの聖火はここで採火されている。

奥に見えるのがヘラの神殿(紀元前650年ごろ)
ヘラはゼウスの姉そして妃
聖域では最も古い神殿

d0042157_0354037.jpgゼウス神殿(紀元前470~495年)

36本の大理石の柱で支えられた建物で、中には高さ12メートル以上の黄金と象牙で造られたゼウス像があった。建物の東側の破風(屋根の下の三角形の部分)にはオリンピックの始まりに関係する伝説(「オイノマオス王とペロプス王の戦車競争」)の人物群像が飾られていた。



スタジアム(競技場)
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192メートルのコース。石灰石のゴールラインが残っている。


あちらこちらに石灰岩
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大会は4年毎に行われ、競技の優勝者(1位の人だけ)にはオリーブの枝で作られた冠が授けられ、彫像と頌歌が作られたそうです。宣誓の反則者には罰金が科せられたことや、その罰金で彫像が作られたり、競技者は男性だけで裸体で出場していたが、女神デメテルの巫女は女性で一人だけ観戦が認められていたりしたこと、などなど、いろいろ聞きました。観光客が沢山いたにもかかわらず、聖域だからか、天気が良かったからかは分かりませんが、日本の神社の境内にいるときみたいに落ち着くような気がしました。嫌なことを忘れて気持ちが楽になるような、どこの遺跡でもそれは思いました。
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by mochakey | 2010-10-18 00:39 | 旅行

ギリシア

一昨日ギリシアから帰りました。期間は8日間で、アテネ、ペロポネソス半島、ギリア中部、エーゲ海を観光し、いっぱい食べて、いっぱい買い物(ほとんどがお菓子)してきました。天気は雨の日もあったけどほとんどの日は晴れて、暑すぎず寒すぎず、服装もTシャツと長袖で、雨の日はもう一枚着るくらいのとても身軽なものでした。といっても私が暑がりなだけで、ツアーで一緒だった人はもう少し厚着してたような。

言葉はギリシア語ではあるけれど、観光地のお店ではほとんどどこでも英語を話してくれて、むしろこっちの英語がタドタドしくて、お店の人がゆっくり話してくれたっけ。毎日買い物する時間があったので店をあちこち回ってみたら、店員さんにJapanese?と聞かれることがよくあって、挨拶など日本語で言われるし、日本語の流暢な人は楽しい話をしてくれて、日本人客の多い所なのかもしれないけど、嬉しかったナ。

食事はいつもオリーブオイルがたっぷり。けれども意外にもあっさりしているので、口が油まみれになることも胃がもたれることもありませんでした。朝はバイキングで、濃厚なヨーグルトに蜂蜜をかけて食べるのが私の日課でした。昼と夜はギリシア料理が中心で、日本に帰ったら日本風にアレンジして作ろうと思い、料理本を買って帰りました。

そして遺跡。紀元前のことを言われてもピンと来ませんが、それほど古い石灰岩や大理石の遺跡が目の前にあるので、見て納得する感じでした。時代によって遺跡の環境が違っていることも含めて歴史の深さを実感しました。建築技術においては解説を読んで感心するばかり。パルテノン神殿は目の錯覚を利用されてることは有名ですよね。



ざっと書きましたが、しばらくギリシアが続きます。
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by mochakey | 2010-10-11 00:45 | 日記
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身近な自然や暮らしの中の自然  見て思って自然に自由に創造して


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